オリジナル貼箱

組立系の印刷箱の場合、別注ロットについては、

2000、3000、5000、1万個など検討されるでしょう。

中にはどうしても、「200個しか要らない」というアイテムものもあると思います。

例えば、A4のチラシの印刷でも、カラーですと、すぐ4万円以上は一式かかるのでは、ないでしょうか。さらに、「抜き加工」「糊付け作業」「箔押し」とコストを上乗せしていきますと

8万円ぐらいになってしまいます。

8万円÷200ロットでは箱一個が、400円にもなってしまいます

特徴２でも触れますが、さらに版代、例えば１色２万円とすると、カラー4色で8万円、

特色（※金・銀など）を追加すると版代だけで10万円別途必要でしょう。

表面にマット加工、ラミ加工など施すと、さらに追加です。

　これらは、印刷業界（パッケージ、シール、ラベル、袋加工業者、等）全てに共通する事です。一個あたりの箱代を程よくしたい場合、どうしても「大ロット」・多数量を必要とします。

　そこで、小ロットのオリジナル貼箱の出番となります。

50個、100個前後、あるいは極端な場合は1個からでも、製作可能です。

（※注。価格は数が少ない場合、割高にはなります）

「箱代は150円までしか、かけられない」といった条件に、うまく落とし所を見つけるのが、当社の役割と考えてます。

四隅が直角な四角い箱に限りますが、抜き型代が不要です。

初期費用、経費的メリットもありますが、

これは、例えば饅頭10個入（5段ｘ2列）で計画してたものを、途中から「やっぱり8個にする」等の『変更が出来る』というメリットもあります。

抜き型が必要な仕事の場合、サイズ変更が出来ません。新たに抜き型を作りますので、抜き型代が、一枚2万円とか、かかります。（身・蓋だと約4万円前後）

また饅頭の入数が同じ10個でも、「個包装の袋を変更した時」、箱のサイズが

変わる時もあります。

こんな時も、「オリジナル貼箱」なら、対応しやすいでしょう。

オンデマンド印刷機（キャノン、イメージプレスC65）を導入してます。

オンデマンドとは、直訳では「要求に応じて」ですが、印刷業界では、従来の印刷機でのオフセット印刷（版が必要）に対して、インクジェット・レーザーによる高品質プリントの意味です。

メリットはズバリ「版代が不要」！

但し画質はオフセット印刷に軍配があがります。

しかしながら、オンデマンドにより必要数量だけ、フルカラーで印刷し、化粧紙として

貼る事で、フルカラーの「オリジナル貼箱」を提供できます。

デザイン料、データ作製料は、初回別途必要ですが、

「別途、版代一式10万円」とか

「初回のご注文から2年経過の為、落版（ラクハン、版の処分の事）してますので

再度、版代が発生いたします」

といった、トラブルも、ありません。

また、昨今、毎年では無いにせよ表示関連の法改正が、よくあります。

「栄養成分表示」「アレルギー表示」の義務化、あるいは、原料の内容を変えた為、表示部分にのみ、「訂正シール」を貼らねばならない場合もあるでしょう。

そんな変更にも、「必要数ずつ対応」していれば、安心でしょう。